興行成績：『宿命』ライバルはねのけ1位確実

　20日に公開されたキム・ヘゴン監督の映画『宿命』はライバル作を2倍差で引き離し、興行成績に旋風を巻き起こしている。 

　映画界によると、『宿命』は公開当日に約7万5000人が観覧したのに続き、21日も約8万人が映画館を訪れた。公開後初の週末の22日、『宿命』は約15万人が観覧したとのことで、23日までに50万人前後の観客が動員されたものと予想される。 

　『宿命』はライバル作の『追撃者』や『紀元前1万年』より2倍近い観客動員数をマークし、公開初週の興行成績で1位になったのは確実とみられている。 

　『宿命』はクォン・サンウとソン・スンホンの韓流スター2人が『ひとまず走れ！』以来の共演を果たした作品で、公開前から話題を集めていた。『宿命』は公開当初から『追撃者』による韓国映画のヒットを受け継ぐことと公言していた。 

　好スタートを切った『宿命』が『私たちの生涯最高の瞬間』や『追撃者』の後を継ぎ、韓国映画復権に一役買えるか、期待がかかっている。

STARNEWS／朝鮮日報JNS

イ・ジョンジェ＆チョン・リョウォンが恋人役で共演

俳優イ・ジョンジェとチョン・リョウォンが新作映画で恋人役を演じることになった。イ・ジョンジェとチョン・リョウォンは4月末クランクインの映画『メロス』に出演することになり、現在細かな調整を行っている。

　『メロス』は妻が自殺した保険調査員と、1年間植物状態だった目の不自由な女性の愛を描いた少し風変わりな恋愛映画。『メロス』は『ラブ・レター　～パイランより～』『私たちの幸せな時間』などを手がけたソン・ヘソン監督の新作で、映画界の注目を浴びている。 

　「植物人間との愛」という設定から、現実と幻想を行き来する不思議な映像になるものと期待されている。 

　映画『1724妓生置屋乱闘事件』で長年の沈黙を破りスクリーンに戻ってきたイ・ジョンジェと『ふたつの顔を持つ彼女』で映画デビューを果たしたチョン・リョウォンが、『メロス』でどんな演技を見せてくれるか楽しみだ。

STARNEWS／朝鮮日報JNS

『宿命』豪華キャスト勢ぞろい

　17日午後4時30分、竜山CGV（ソウル市竜山区）で映画『宿命』メディア向け試写会が行われた。写真は左からクォン・サンウ、キム・ヘゴン監督、パク・ハンビョル、ソン・スンホン、キム・イングォン。 
 　映画『宿命』はかけがえのない友人同士だったソン・スンホンとクォン・サンウが、ある仲間の裏切りで宿命の対決をすることになるアクション映画。ソン・スンホンにとっては2006年11月に除隊して以来の芸能界復帰作、クォン・サンウにとっては悪役初挑戦となる作品ということで話題を呼んでいる。今月20日公開。
～朝鮮日報より～